ここを選んでよかったと言っていただけるように
2023年04月11日(火)インタビュー
ベストマッチングを通じてお客様を紹介した施設様にインタビューさせていただきました。
第一回目は大阪府門真市にあるすもーとハウスのハウス長をされている金沢様です。
施設の特徴からお仕事のことまでお話を伺いました。
(2023年3月時点)
ハウス長の金沢様(手前)とベストマッチング田中(奥)
ーまずは、すもーとハウスさんの施設の特色を聞かせていただけますか?
すもーとハウスは医療特化型の住宅型有料老人ホームです。
ガン末期の方や難病の方も受け入れています。
協力医療機関が同じ建物内にあるので、チーム連携を取りやすく必要な時に迅速に対応できるのが強みです。
常勤の内科医がおりますので緊急時や看取りにも対応できます。
施設選びの際もそこがポイントとなって当施設に決められる方が多いですね。
家賃は28,000円~36,000円と低額で、敷金礼金が0円なのでかなり初期費用を抑えられると思います。全居室にテレビと3段チェストを備え付けています。
光熱費も管理費に含まれるのでお好きなだけお部屋でテレビを観ていただけます。
お部屋の様子
ーすもーとハウスさんではご入居時のセレモニーとして、ご利用者様にくす玉を割っていただいて歓迎するということをされていますが、これは職員さんたちの発案なんですか?
職員同士で案を出しました。中の垂れ幕のメッセージは職員がフェルトで手作りしているんです。
セレモニーでご利用者様にかけるレイも手作りです。
あらかじめ好きな歌手や曲をお聞きして、BGMとしてセレモニーでその曲を流すんです。
ー好きな曲が聞こえるとご利用者様もリラックスできますよね
そうですね。くす玉はびっくりされますが、いい思い出になったと言ってくださいます。
その時撮った写真とお渡ししたお花はお部屋に飾るんです。
ご家族様にも同じ写真を送ります。とても喜んでくださっています。
ー廊下や共用スペースも職員さんの手作りの飾りが多く、とても家庭的な雰囲気ですね
居室の番号プレートも職員の手作りなんです。
その他に季節ごとのボードを作って、毎月そのボードの前で写真を撮ってご家族様にご様子をお伝えしています。
職員さん手作りの居室プレート
ーこまめにご家族様に生活のご様子を伝えられているんですね
はい。ここでの生活をできるだけご家族様に伝えたいと考え、食事や日常の様子をできるだけお伝えするようにしています。
毎月送る季節のボードとの写真では、回を重ねるたびにどんどん表情が明るくなるご利用者様もおられ、ご家族様も安心されるようです。
ーご入居前と後ではご利用者様のお顔に変化がありますか?
ありますね。他のご入居者様と和気あいあいに過ごされたり職員とも打ち解けるうちに笑顔が増え、あまりしゃべらなかった方がよくおしゃべりされるようになります。
食事介助が必要だった方がご自身で召し上がれるようになったり、少量しか召し上がれなかった方が全量召し上がれるようになることもあります。
リハビリによってご自身で車いすを動かして移動できるようになったり、立ったり歩行ができるようになって私たちも驚く回復をされることがあります。
ーお元気になる様子を見ると嬉しいですね。お仕事でやりがいを感じるときはどんな時ですか?
ご利用者様のそういう表情の変化を見たり、イベントを楽しんで下さっている様子を見るときですね。
あとはやはり「ありがとう」と言っていただける時にやりがいを感じます。
終の棲家としてすもーとハウスを選んでくださっている方がほとんどなので、少しでもここを選んで良かったと感じて楽しく過ごしていただける施設になるようにと考えています。
ー職員さん同士の雰囲気はどうですか?また休日のリラックス方法はありますか?
職員同士協力して仕事をしています。
私もまだまだ勉強の日々ですが、周りの方の協力のおかげで何とかできています。
私はたくさん食べてたくさん寝るので、それがリラックス方法ですね(笑)
ーそれが一番ですよね!
本日はお忙しい中たくさんお話を聞かせてくださってありがとうございました!
<編集後記>
インタビューさせていただいた3階には、気候がいい時はぽかぽかと外の風に当たることができる素敵なテラスがあります。ここで育てているお花はご利用者様がお世話されているそうです。
建物内は手作りの物がたくさんあり、とてもアットホームな雰囲気でした。
ご利用者様の居心地はもちろん、離れて暮らすご家族様も安心できるようにと工夫されているのが伝わってきました。
金沢様、ありがとうございました!
(インタビュー及び編集 ベストマッチング田中)
*写真は許可を得て掲載しています